2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 Maggie's Farm/ボブ・ディラン

この日記のタイトルになった曲です。深い意味は無いです。。。 私はディランがR&Rをロックにした、とわかり易い説を唱えていて、例の1965年7月26日のニューポートフェスの一曲目がこの曲で、「ライク・ア・ローリン・ストーン」同様ロック史上特権的な地…

 鶯/豊田四郎

鶏、鶯、赤ん坊、尺八の音が群像人情劇をまとめあげる。 田舎の警察署を舞台に些か辛気臭い話が続き、軽やかさが欠けるきらいもある演劇調の作品。 もぐりの産婆役の杉村春子や清川虹子、この時点で老け役であった。

久々にいいとも見たら知らないアナウンサーが出てる。 平井理央、元アイドルの人だそうで。中野みたいになるのでしょうか? 私の好きな戸部は何曜日に出ているのでしょう?クビ? どんどん後から後から押されるとチノパンのような末路が正解なのか、女子アナ…

 喜劇・女は度胸/森崎東

森崎処女作。倍賞美津子デビュー作。 初っ端から佐藤蛾次郎ら工員の汚い風呂シーン。 その中のとりわけ初心な工員が彼女をコールガールと勘違いすることで起こるドタバタ。 主人公の若者が融通利かなくてゴタゴタする青春映画は苛々して余り好きじゃないけど…

男は涙を酒と一緒に飲み込む

祝・禁煙一年!

移動中は100パーi-podで音楽聴いてます。 もう必需品。もう少し音良ければいいな、とは思うけど、動画なんかより。 今日はヴェルヴェッツ→エイメリー→イエモンという分裂症的流れ。 イエモンの「Suck Of Life」は良い曲だね、和製グラムの傑作。 でもi-po…

 負ケラレマセン勝ツマデハ/豊田四郎

豊田四郎の森繁ものは大好き。税務署に反抗する小さな工場の長役。 娘は珍しく野添ひとみ、ローラースケートで走り回る。 対するタックスマンは小林桂樹、自らの職務を真面目に果たす堅物。 伴淳三郎も出てきてまるで「駅前」前史+「社長」番外編の趣あり。…

動くと切るですよ・・

秋雨、いやですね。。

 勝手に逃げろ/人生/ジャン・リュック・ゴダール

車道の騒音、走りすぎる列車、電話のベル、自転車、田舎の緑、小鳥のさえずり。 ゴダールについては「よく判らないけどスクリーンで観るのは大好き」という立場です。 特にあの窓から差す光が好き。観てて気持ちいい。 怒られそうですがあんまりどのようにお…

スぺシャに安藤裕子が出てる。この人、滅茶苦茶可愛くないですか? 可愛くないですか?とは、可愛いね、ってことです。ごめん。

 裏窓/アルフレッド・ヒッチコック

青山真治さんの授業を受講していた生徒達が「サイコ」を2割しか見ていなかった事件。 他人事ではありません、ワタクシ、実は観てませんでした。。。 一般教養、じゃないけど、当たり前に観ているはずの映画を観ていない。 何か機会があって出会った作家の作…

 茶の味/石井克人

テレビでやっているのを眺める。 プロデューサー不在の映画の最もたる例だと思う。 詰め込みたいことを全部放り込んでる。欲張りすぎ。 部分部分笑えたり楽しかったりするけど、部分部分死にそうに退屈。 憎めない作品なんだけど。クソミソに言う人も判らん…

 明日ある限り/豊田四郎

弱視の星由里子を巡る家族ドラマ。 母親役を引き受けたのは香川京子。 夫・佐野周二に「少し馬鹿になったんじゃないか?」と言われる。可愛い。 豊田×香川といえば「猫と庄三と二人のをんな」。 本人は嫌だったらしいわがまま娘役。水着で大はしゃぎ。 山田…

 Sunday Morning/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

けだるい雨の「Sunday Morning」なんでベタにヴェルヴェッツを。 可愛いチェレスタから始まり優しいルー・リードの歌の遥か彼方にニコのコーラスが響いてくる。 幻想的だけど、歌詞の内容は「不毛な歳月がすぐ背後に/世界はお前の背後にある/いつも誰かが…

 メゾン・ド・ヒミコ/犬童一心

素晴らしい!大好き。 「タッチ」なんてめじゃない。(「タッチ」も好きだけど) 必見。 オダギリジョーは「ジョゼと虎と魚たち」の妻夫木同様、欲望に渇望する若者として描かれる。 彼がゲイなのはたまたま男性にしか反応しないから、とも思える。 柴咲コウ…

 公開待機期待作(未定あり?)

TAKESHES’ 毎度ながら山本耀司の衣装に エリ・エリ・レマ・サバクタニ 世界 女は男の未来だ プロミス チェン・カイコー久々 パープル・バタフライ チャン・ツィイー×ロウ・イエ「ふたりの人魚」 春の雪 撮影がリー・ピンビン! 疾走 SABU×重松清…

 不思議惑星キン・ザ・ザ/ゲオルギー・ダネリヤ

変映画。 結構変さに対する自覚がある。 微妙な社会批判精神がめんどくさいが、終わり方は良かった。

 妻の心/成瀬巳喜男

1956年、前年に一仕事終えた成瀬のリラックスした一本。 舞台が東京・下町でないので、その風情は出てこず、次作「流れる」に持ちこし。 してこの作品は成瀬の映画作り上の戯れに溢れている。 高峰秀子・小林桂樹夫婦の家に失業した兄弟夫婦が参入することで…

 煉獄エロイカ/吉田喜重

前作に比べ観念的で難しい印象。 こちらも二つの時代を同時に描き出していて、しかもその手法が文字通り“同時に”で、さらに主要人物が混乱してゆくに従って全く平行に描かれてゆき、その混沌の中に観客も放り込まれる。 この映画、「エロス+虐殺」と連続で…

エロス+虐殺/吉田喜重

スクリーンで観ると、この映画の白くトバした光は尋常じゃない。三時間観てると目眩がしそうになった。 三時間で、しかも吉田喜重というと大変そうだが、そうでもない。ていうか、まだまだ長くていい、という気すらする。 叫び走り回る原田大二郎や伊井利子…

 ビートルズ、ディラン、ヴェルヴェツ

今、執筆中の文章のためにビートルズとボブ・ディランの影響関係のコメントが出てこないかと「ザ・ビートルズ・アンソロジー DVD BOX 通常盤」をつまみ観。 これ、久々に観るとすごい映像満載。じっくり全部見たいけど時間が無い。 書籍の方も目を通したいけ…

 天国は待ってくれる/エルンスト・ルビッチ

当然安心して観ていられる。でも何か物足りない。 「生きるべきか死ぬべきか」は大学の視聴覚室で見てニヤニヤしちゃって恥ずかしい思いをしたが、そこまで乗り切れないのは多分、押しの強さ、強引さが足りないからだと思う。 ある金持ちの息子の生涯を辿る…

 社長外遊記/松林宗恵

社長シリーズ23作目。今回は百貨店。ハワイ出張。 フランキー堺の片言芝居、酔っ払い芝居。小林桂樹の恋人は藤山陽子、森繁の不倫未遂は草笛光代と新珠三千代。

 タッチ/犬童一心

長澤まさみの長い手足に目が釘付け。 ここまで徹底したアイドル映画を撮ってもらえて、彼女も幸せだ。 なかなかに良い映画でした。 同じIMJ所属の監督で漫画の映画化ということもあって、「NANA」と比べたくなる。 どちらもアイドル映画、青春恋愛映…

 フェリーニのローマ/フェデリコ・フェリーニ

いきなしフェリーニです。しかもどうコメントしたらいいものやら、、って早速行き詰ってる。。幼き日々の記憶、青年時代のローマ、現在(72年)の交通事情、戦時中のボードヴィル、現在の地下鉄工事、その最中発見される2000年前のフレスコ画、現在ローマに蔓…

初心

手書きで色んなことをメモするのに草臥れてしまったので日記なんかを始めてしまおうかと思います。 多分映画とか音楽とかの感想をウダウダ書いてくんだろうな。 まー、どうせ書くなら公に見てもらえた方が楽しいし、書きがいもあるし。自分だけの映画メモは…