2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 ハービー・機械じかけのキューピッド/アンジェラ・ロビンソン

(リンゼイ・ローハン+アンジェラ・ロビンソン)×ディズニー。 って訳で、最後にディズニーをかけたことでだいぶお遊びが薄められてるような気が。 ちょっと期待はずれ。 ま、ジル・リッチー嬢の頭の弱さの健在振り、マット・ディロンのB級俳優徹底振り、我…

 キリング・ミー・ソフトリー/チェン・カイコー

「愛するが故につのる不信感」がテーマと言えるだろうか。 そういう意味では、他のカイコーの愛憎物と通じる部分はあるのだろう。 ミステリーとしてはいまひとつだし、官能物としてもちょっと。。。 やはり今見直しても微妙な作品であり、カイコーの経験値を…

 男はつらいよ・寅次郎紙風船/山田洋次

マドンナ音無美紀子、ゲスト岸本加世子、犬塚弘、前田武彦、東八郎、地井武男、小沢昭一。 テキヤが主人公のこの映画シリーズに小沢昭一がゲスト出演していなかったら、嘘だろう。 寅の夢はノーベル医学賞、夢にはマドンナのみならず、岸本加世子も登場。 前…

 レッツ・ロック・アゲイン!/ディック・ルード

ジョー・ストラマーのドキュメンタリー。 メスカレロスを率いて再起、音楽的には充実しているものの、売り上げや動員が伸びない。 元パンクの象徴たるスーパー・スターだったオヤジ、単身公演地のラジオ局に乗り込み、判って無いDJ相手に売り込み、あげくは…

 男はつらいよ・浪花の恋の寅次郎

マドンナ松坂慶子、ゲスト芦屋雁之助、かしまし娘、笑福亭松鶴、斉藤洋介。 満男が吉岡秀隆にバトンタッチ。 夢は浦島太郎、夢に既にマドンナが出てくるのは珍しい。 ロケは大阪、対馬。 全編、寅次郎大阪へ行く、の風情。 多くの物語が大阪で展開し、雁之助…

 北京ヴァイオリン/チェン・カイコー

チャン・イーモウが得意としそうな小市民感動小話だが、彼のような性的屈折・執着*1や、善悪の対比をはっきりとさせずに曖昧なまま、物語を進める。 チェン・カイコー自身がちょっと嫌味なセレブ音楽教師を嬉々として演じる。 また、主人公の少年と仲良くな…

音楽ぎらいアーティスト: 面影ラッキーホール,Acky,萩原健一出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ発売日: 1999/12/22メディア: CD購入: 5人 クリック: 177回この商品を含むブログ (36件) を見る

上村一夫好きなら見逃せない一枚。 音楽は人数多目のファンク。 しかし、歌詞が規定外。 「一人暮らしのホステスが初めて新聞をとった」、この曲目で反応できる人は聴いた方がいいかも。

 花の影/チェン・カイコー

「PROMISE」効果で7年くらい前に観た本作を再観したくなる。 クリストファー・ドイルのカメラ、が完全に私の脳内にインプットされている。 だから篠田昇のカメラも好きだった。 物語は愛憎乱れる悲惨な運命論、といった具合で、「PROMISE」が主題的に特殊だ…

 男はつらいよ・寅次郎かもめ歌/山田洋次

マドンナ伊藤蘭、ゲスト村田雄浩、あき竹城。 米倉斉加年の警官が久々登場、松村達雄は定時制高校の先生。 寅もさすがにここまでマドンナと歳が離れると、しかも友人の娘となると、恋愛ではなく父親の代わり、のような接し方になる。 ここにもう一人、先生な…

 PROMISE/チェン・カイコー

汎アジア映画として、「HERO」の後を継ぐ映画である。 真田広之が日本、チャン・ドンゴンが韓国、セシリア・チャンとニコラス・ツェーが香港、リウ・イエと監督・チェン・カイコーが中国。 この映画の性質があくまでファンタジーだから成立した汎アジア性か…

 恋のミニスカウェポン/アンジェラ・ロビンソン

お色気映画と思いきや、レズビアン青春アクション映画であった。 映画自体はチャリエン+学園。 判りやすいアメリカ映画である。 デヴォン青木目当てで見たのだが、ていうか彼女しか存じ上げていないので、なのにメイン4人の中で一番出番が少ない。 ただ、…

安藤裕子inMステ。 タモさん、優しい! HG、最低、笑。 Hey X3では泣いてしまったらしい(私は未見・本人談)緊張しいのねえやんにとっては拷問のような生放送。 でも、「のうぜんかつら」の楽曲の良さがあるから。 歌自体は大丈夫だった。 何より28歳って…

 男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花/山田洋次

連ドラとそのドラマの2時間特番、それぐらいの格の差が、一般の寅さん作品とリリーさんマドンナの作品の間にはあると思う。 マドンナ浅丘ルリ子、ゲスト江藤潤、新垣すずこ。 夢想は鼠小僧寅吉、ロケは沖縄。 再三リリーさんが寅唯一の恋人、と思ってきたが…

 オリバー・ツイスト/ロマン・ポランスキー

子供が切り開くのではなく、大人が切り開く運命を子供が辿る物語。 だから主人公オリバーより、周囲の人物が興味深い。 善悪を断定せず、曖昧な愛情を人物間に行き渡らせるポランスキー。 当然のように安心して観れる。

 単騎、千里を走る。/チャン・イーモウ

携帯を持ち、デジカメを操る健さん!

 ミーン・ガールズ/マーク・ウォーターズ

リンジー・ローハン主演の学園コメディ。というより、女子物。 女子は皆、観てみるべきですね。 タイトル通りの学園一ヤな女で、なのにカリスマな女王・レイチェル・マクアダムス。 彼女との騙しあいバトルを軸に、レイチェルの仲間のプラスティックス、レズ…

 女のみづうみ/吉田喜重

で、岡田さんいるかも、と思ってポレポレ東中野の吉田喜重特集に駆け込む。 いらっしゃいました。上映前のスピーチを監督とともにしてくださった。 で、上映作品自体はこれまた凄まじいものだった。 岡田さんがおっしゃったように、1966年の時点でストーキン…

 エリ・エリ・レマ・サバクタニ/青山真治

爆音で上映することで完結している映画だから地方興行とかどうなるんだろうか。 自分はシネセゾン渋谷で観たが、バウス並の爆音。 で、爆音上映シリーズはゴダール作品が一番ノイズ的であるように、一応旋律のある音楽が中心にある映画が多かったので、本作…

エロ可愛いだかエロかっこいいだか知らんが、そんなもんは可愛いと思ったらエロ可愛いと呼んで、可愛いと思わない人はエロかっこいいと呼んだらいいんだろう、と可愛いを強要するものじゃないってことで選択肢があるんだろうが、そんなことはどうでもよくて…

 八月の濡れた砂/藤田敏八

長いこと映画観ていなくて鈍っていた感覚を一気に目覚めさせてくれた一本。 ここぞというところですかし、汗と欲望にまみれた若さ。 全く希望を見せてくれないが、こんなもんだろう。 夏の青春映画、といわれれば思い出すだろう。 細かいエピソードの蓄積が…