レッツ・ロック・アゲイン!/ディック・ルード


ジョー・ストラマーのドキュメンタリー。
メスカレロスを率いて再起、音楽的には充実しているものの、売り上げや動員が伸びない。
元パンクの象徴たるスーパー・スターだったオヤジ、単身公演地のラジオ局に乗り込み、判って無いDJ相手に売り込み、あげくは公演前に素人バンド並みの路上客引き!!
この映画見て元気出ない奴はウソだ。
ジョーはかっこつけるでもなく、栄光にしがみつくでもなく、楽しければオーライと開き直るでもなく、ただやるべきことをやる。
「意見は視界を曇らせる」は名言。
最後の来日公演が成功を収めたことは嬉しい。
私自身は彼の公演を見たことがないが、ここに収められた公演はJUDEとミッシェルとのジョイント公演だったはず。
この後、時を置かずしてジョーは天国に旅立つ。