君とボクの虹色の世界/ミランダ・ジェライ


ポスト・ソフィア・コッポラとか言われているようだが、ソフィアよりミランダの方が語り口が流暢。
私はソフィアの映画を観る度に「写真家が撮った映画」って印象なので。
対人関係に不器用すぎる人間達の群像劇ということでいうと、トッド・ソロンズの「ハピネス」を思い出させる。
ガーリーでポップな映像(「ロスト・イン・トランスレーション」なカットも)とデザインもいいが、明日に希望を持ちたくなるような感覚を与えてくれる後味が何より一番の美点。

Me and You and Everyone We Know

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