アンプラグド/アリシア・キーズ


いい。目茶いい。
クオリティー高いからライブ盤として、というより新譜としても十分楽しめる。
一昨年の冬は「The Diary of Alicia Keys」ばっかし聴いてたけど、今年の冬はこれっぽい。
「Dairy Of…」からの曲は好きなのばかり採り上げてくれてる。
あのアルバム、後半緩んでくるんだけど、そこらからの選曲なし。
やっぱしシングルになる曲っていうのは良い曲なのね…。
「Dairy」の後半の熱さ。「If I Ain't Got You」はスタジオ版同様、それ以上泣ける。
あとこれまた大好きなCommonも参加してるラストのジャムはヒップ・ホップからレゲエに見事にスライドして、アリシアのモダンR&B、ソウル以上の音楽振幅の広さを実感させる。
惜しむべくはカントリーor白人的音楽の要素を担うはずのストーンズ「Wild Horses」のカヴァーが、Adam Levineとかいう半分くらい歌ってるゲストの適切と思えない歌唱のおかげでイマイチになってること。アリシア一人で歌えば良いのに。
ジャズ、を担う「Streets Of New York」(新曲?)は良いです。
全体的にホーンズとストリングスが効果的。
下手したら彼女のベスト作かも。
あっ、でもジャケがちょっと・・・