安藤裕子 at Sibuya AX


はい、結局見に行きました。
ライヴハウス、久しぶり。AX初めて。
っていうか、東京でライヴを殆ど行ったことがない。
丁度いいハコですね、AXは。


で、内容ですが。
どこか、最後まで盛り上がりきらなかった、会場全体が。
行った人は判るかもだけど、最初は安藤裕子本人の緊張がオーディエンス全体に伝わって打ち解けるのに時間がかかった。
曲順なども関係あるだろうか、盛り上がってしかるべき「サリー」も、前半に配置されて今ひとつ弾けきらなかった。
なんか、音楽を聴きにきた、とか、楽しみにきた、という人より、様子を伺っている人が多くて、アップの曲でもなかなか人の頭や体が動いてない。
そういえば、意外に男子が多かった印象があるな。


実はコレには(ねえやんの緊張だけでなく)音楽上の原因があるのではないかとも思った。
私の大好きなトッキー含むリズム隊はタイトなのに、ウワモノのギターやキーボードがほわほわした音を並べるのにバンドとしてのまとまりが無いように思えた。
どうも借り物バンド感が否めない。
多分リズムギターが一人入ったら、多少緩和されたかと思う。
あと、彼女の歌唱だけど、主にアップの曲で時々チャラみたいな不自然な発声になるのが気になる。
素の声は結構逞しい感じだと勝手に思っています。
それはねー、歌を重ねていけば自然に解消されるでしょう。


こう書くとダメなライヴだったようだけど・・・確かにダメな部分も多々あったのは否定できないが、私は楽しめた。
いい意味で、友達のライヴ見に来たみたいな。
そして、やっぱりご本人、かなり可愛かったしねぇ。


なんだか、エラそうに書いてしまったな、ごめんなさい。