プライドと偏見/ジョー・ライト


ワーキング・タイトルからの新作。
遂にキーラ・ナイトレイもこうしたロマンス映画の主演を一人で張るようになったかと感慨深い。
でもって、本作は徹底して彼女のアイドル映画のようなものだった。
男あさりみたいなお馬鹿な感じの母・妹達に囲まれて、学は(胸も)無くともまともで気のいいキーラはかなり役得。
舞踏会で踊っているうちにいつのまにか彼女と相手役の男性だけになるシークエンスが好き。
トム・ホーランダーという人が笑わせてくれる。
見ててずっと「真珠の耳飾りの少女」のコリン・ファースのことを思ってたんだけど、あっそう、このダーシー様ってコリン・ファースの当たり役だったのね。
いや、帰宅後雑誌で見て思い出したんだけど。
っつうわけで、いかにもコリン・ファースなヒーロー像でした。