フジテレビでCoccoが歌っているのを観る。
「Raining」の歌いだしでなぜか涙が溢れてきた。

新作「きらきら」、いいです。
好きです。

きらきら(初回限定盤)

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 2006年間ベスト


★邦画


1.ストロベリーショートケイクス

ストロベリーショートケイクス [DVD]

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2.やわらかい生活

3.エリ・エリ・レマ・サバクタニ

エリ・エリ・レマ・サバクタニ 通常版 [DVD]

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4.ヨコハマメリー

ヨコハマメリー [DVD]

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5.嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]


去年は本当に映画を観れていない。5本しかあげれないことに申し訳ない思いで一杯。観れていない間に物凄くよい作品が公開されていたのだ、と思っておくことにする。


①今年の邦画は本当にこれがあればいいという感じ②垢抜けぬ生活のディティールが心地良く痛い③たたそこにいるだけで映画になる俳優達、爆音達に④好奇心がいつの間にか全く違った感情に入れ替わる裏街道の日本史⑤狂気を感じるほどの徹底さに。
次点、というか、不覚にも一番キュンとしてしまったのはハチクロ


★洋画


1.百年恋歌

ホウ・シャオシエン監督 『百年恋歌』 [DVD]

ホウ・シャオシエン監督 『百年恋歌』 [DVD]

2.弓

弓 [DVD]

弓 [DVD]

3.グエムル/漢江の怪物

4.ニューワールド

5.リトル・ミス・サンシャイン

6.アメリカ、家族のいる風景

アメリカ、家族のいる風景 [DVD]

アメリカ、家族のいる風景 [DVD]

7.メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬

8.君とボクの虹色の世界

君とボクの虹色の世界 [DVD]

君とボクの虹色の世界 [DVD]

9.ローズ・イン・タイドランド

ローズ・イン・タイドランド [DVD]

ローズ・イン・タイドランド [DVD]

10.ブロークン・フラワーズ

ブロークンフラワーズ [DVD]

ブロークンフラワーズ [DVD]


①開始3分でべスト1だ、と確信し、そのあとは身を任せるのみ、たまらない②ギドク好きの私が一番好きなギドク映画となった③やはり圧巻のエンタメ主義風刺志向ブラックな笑い、って上位3位が全部アジア映画だよ・・・④なぜこの映画について誰も語らないのだろう。。。ただ、美しい乙女映画であった⑤アメリカって本当にひょいっと素晴らしい映画が出てくる。ぐっときて笑い飛ばせて⑥ヴェンダースアメリカの風景の中に小津の家族像を登場させた⑦イーストウッドが『西部劇』を西部劇以外で撮り続ける今、トミー・リーは西部劇で『西部劇』を撮った⑧どこにいても生きにくい人たちへちょっとした幸せをくれるかもしれない⑨久々に無邪気な少女譚を撮ってくれてただ嬉しい⑩これはもう、付き合いの一票という感じかも、笑。


洋画も見れていないものが多すぎる。この順位はすぐ動く気がする。なんせ、あの「ナチョ・リブレ」を観れていないのだから!イーストウッドの2作も観ていない。ケン・ローチソクーロフウディ・アレンも見ていない。とはいえ、上位3位は動かない気がする。本当に、好きな作家の作品がひたすら好き!というだけの人間になりつつある。それはそれでいいんだけど・・・もっと幅広くいきたい、という欲はある。

 2006年年間ベスト

☆アルバム

1.Orphans/Tom Waits

2.Puppet/Brandon Ross

パペット (紙ジャケット仕様)

パペット (紙ジャケット仕様)

3.Merry Andrew/安藤裕子

Merry Andrew

Merry Andrew

4.In My Mind/Pharrell Williams

イン・マイ・マインド(初回)

イン・マイ・マインド(初回)

5.Roller Romantics/The Birthday

Rollers Romantics

Rollers Romantics

6.Ce/Caetano Veloso

Ce

Ce

7.Modern Times/Bob Dylan

Modern Times (W/Dvd) (Spec)

Modern Times (W/Dvd) (Spec)

8.Loose/Nelly Furtado

Loose

Loose

9.Once Again/John Legend

10.Cure JazzUA × 菊地成孔

cure jazz

cure jazz

①この物量を前に質とかいったものを語る前にねじ伏せられた、②ここ数年で一番の新しい音楽との出会いだった。本心は1位、③今年一番聴いた、④カニエとの「Number 1」は今年ベストシングル、⑤大味の化け物のような音楽が2人入れ替わっただけでこんなにシャープで若々しく、⑥ゴージャス路線じゃないからとっつきにくいがシンプルだからこそスルメ的な味わい、⑦変わらず聴かせて意思堅く、⑧一大方向転換作はルックスに見合ったヌメヌメしたエロさ、⑨相変わらず新作段階からスタンダード化、⑩期待が増大してしまったが、ライブは期待以上だった。


おそらく今までで一番CDを買った年。次点はザゼンジョアンナ・ニューサムJay-Z、Snoop、ライムスター、スコット・ウォーカー、シャルロット・ゲンズプール、ドナルド・フェイゲン。期待はずれだったのは、フー、ビートルズ浅井健一、マルランゴ。新譜以外では、ボストンやらケイト・ブッシュやら紙ジャケを取っ掛かりにはまり、ルー・リードを紙ジャケで買いなおし、ラウンジ・リザーズ〜マーク・リボー界隈人脈を買いあさり。リスクは大きいが、確実にいい音楽と出会えて(再会して)いる。

 Date Course Pentagon Royal Garden at 渋谷クアトロ


クアトロはいつものO-Eastより狭くてステージに近い。
対バンが二つということで、略式バージョン。60分。
そうアナウンスされた瞬間に、7月のO-Eastに行くことを決めた。


面影ラッキーホール
以前から「音楽ぎらい」は聴いていたものの、一体どんな風貌のどんな人間がやっているバンドなのか全く知らなかった。
実際みてみると、一歩間違えばCKBになっていたかもしれないサービス精神とセンスに溢れる歌謡ファンク。
センターのACKY氏は岡村ちゃんの真似をする古田新太のような風貌。
放送禁止・下ネタMCに爆笑。
また観たいと思った。


サイプレス上野とロベルト吉野
HIP-HOPの人達だがどこまで本気でどこまでネタなのか、釈然とせず。
距離感があるままの長い50分。


DCPRG
新曲が、焦らすグルーブ難易度高の曲であったから。
前半は混沌混沌混沌。
頭ぐらぐら、身体もゆらゆら。
そうやって焦らされて、凶悪モードだった「プレイメイト・アット・ハノイ」で盛り上がる。
相変わらずのグルーヴによるSM。
またもや手の平で転がされている快感。
結局予定時間オーヴァー、とか言って温まってきたころにステージを降りてしまったが、もうそれすらおあずけプレイなんちゃうか?
その後戻ってきてやたら急ぎのBPMで「構造5」。
これがなかったら本当に欲求不満だったな。
でも本心「ミラーボール」聴かないと帰れなかったんだけど。


ACKY氏が言っていたように眼鏡率が高く、いつものDCPRGと客層がちょっと違う気がした。
文筆活動から流れてきたファンが確実に増えているんだろう。
にしても、やたら写メ撮ってる女がウザかった。
アイドルかよ。。。

 嫌われ松子の一生/中島哲也


なんちゅうーか、異様なまでの気迫が全編のテンションを一切下げずに駆け抜け、大いなる無駄が無駄というポップアートにきちんと昇華されているようで、それでも馬鹿馬鹿しさに徹底し、締めるとこは締めたかった後半の展開がやや重苦しいものの、原作を読んでいる者も納得させ、読んでない者を衝撃でねじ伏せる、誰がなんと言おうと問題作である。
中谷美紀はよく気が狂わなかった、と思う。
中谷と柴崎コウを共演させる心意気に一票。


決まりました、この夏のバウス爆音上映。
http://boid.pobox.ne.jp/contents/surf_rock_01.htm
ステップ・イントゥ・リキッド」前回爆音で観たとき死ぬかと思うくらい最高でした。
ニール・ヤング2作も祈願のためにも絶対行こうと思う。