2005-01-01から1年間の記事一覧

 二十四の瞳/木下恵介

NHKで木下恵介特集やっているとは知らなかった。 この映画は観ると必ず涙腺ヤバイところがあるので、TVを付けておいて真剣には観ないようにする。 しかし先生に復帰した高峰秀子が新しい教え子達を前に涙するところでアウト。

 50回目のファースト・キス/ピーター・シーガル

いいね、やっぱり。 記憶喪失ものなのに全く悲壮感がないバカ切なさ。 リゾート地としてのハワイを舞台にしてるのもナイス。 アダム・サンドラーは今回神経症気味なお得意のキャラを抑えてラヴストーリーの引き立て役に回っている。 笑いはロブ・シュナイダ…

 世界/ジャ・ジャンクー

「せかいのおわり」という映画が今年あったが、この「世界」も半ばその「せかい」と意味合いを共有しており、若い世代の閉鎖的な生を描いているといえるが。 本作の「世界」はまさに文字通りの括弧付きの世界、「一日で世界中を回れる」「北京にいながら世界…

 TAKESHIS'/北野武

随分好き放題やったな、という印象。 難しく考える必要はない、っていうか、深く考えて読み解く楽しみもあるだろうけど、ぼーっと見ていても単純に楽しい。 編集の唐突さも記憶の断片といいますか、が突然襲ってくるのと同様で、もうこの映画は一事が万事そ…

 親切なクムジャさん/パク・チャヌク

復讐三部作の前二作には恨みを持っている。 「復讐者に憐れみを」ではあんまりにエグイ痛い描写の連続に数日生肉が食べれなくなったし、「オールド・ボーイ」は倫理的に許せず数日引きずりタンが食べれなくなった。 露悪趣味の極み(本当にそればっかり系の…

 欲望/篠原哲雄

あまりに個人的な色々を刺激されてしまい、あまり冷静に語ることが出来そうにない。 官能的な表現が多いとは聞いていたが、予想以上に濃厚であった。 しかし、どんなちょっとしたラブシーンでもはじまると多少身構えると思うが、本作の本当に濃厚なラブシー…

 Napoleon Dynamaite/ジャレッド・へス

各方面で話題の本作、ついに観ました。 山崎まどかさんが『バス男』とは呼ばせないキャンペーンをしているので便乗します。 っていうか、噂通り、なめちゃいかん、この映画。 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を観てからビデオスルーの「天才マックスの世界…

 Polysics/Now is the time!

メジャーデビュー以前から愛聴していた身としては最近の盛り上がりは嬉しい反面複雑。 ていうか、リキッドルームのチケット取れなかったのよね… 一時期、スガイっちが抜けた頃、客入らなくて悲惨だった、そんな時代もあった。 で、この新譜。バンドとしては…

 フジファブリック/FAB FOX

「アラモード」をたまに聴いていたが、相当面白いバンドになっていたのであった。 ボウイや民生やフィッシュマンズやミスチルやブランキーやナンバガやくるりや他にももっといるが彼らは特徴ある音楽性で登場し、それを磨き上げたことで日本ロックのメジャー…

 ミリオンズ/ダニー・ボイル

ダニー・ボイルなんてトレスポの一発屋で、しかもトレスポが私には退屈以外の何者でもない印象で、そもそも薬中が集まってわいわいがやがやみたいな映画は好きじゃないし、映像の斬新さみたいなのも薬やってる人に言わせれば「ああいう感じの時もある」らし…

 残酷おんな情死/西村昭五郎

真理アンヌ主演のレズもの。 西村昭五郎はロマンポルノの監督だが、中平康に師事していただけあり演出はアクティヴでパッシヴ、リズムはジャズかニューロック、といった感じ。 1970年の映画でモノクロというのは予算等様々な理由があるだろうが、この演出に…

 ピーウィーの大冒険/ティム・バートン

♪ピーウィー・ハーマンと遊ぼうよ〜/イヤ、イヤよ〜、のピーウィー・ハーマンの映画。 と言っても今時通じないか? 昔とんねるずだかがTVで真似コントをやっていた気がするが…定かでない。 気が向いたときにティム・バートンの見逃していた旧作を観ている…

 今日の視聴

Rossoライブ盤 トリオ時代の名曲シャロンもハードロックにしてしまう中年ロック。 Sherbetsベスト これを買わずにグループ魂を買った自分に時の流れを感じる。新録もブランキー「シックス」のような意外性無く、想定内。 フジファブリック新譜 どんどん良く…

 イン・ハー・シューズ/カーティス・ハンソン

おそらくこの映画が一体どういう映画なのか、世間一般にイマイチ浸透していないと思う。 何故なら私が予告編を見る限り、キャメロン・ディアスが出るという情報しか認識できなかったからだが。 決してキャメロン・ディアスのアイドル映画というだけではない…

作曲家のヤマタケこと(って言い方もどうかと思うが・・)山下毅雄さんが亡くなりました。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000007-ykf-ent 日本人ならみんな必ず彼の音楽の世話になっている、そんな方の訃報。 1990年代末に再評価みたいなブ…

 男はつらいよ・寅次郎純情詩集/山田洋次

マドンナは京マチ子、壇ふみが母娘役としてダブル・キャスト。 ゲスト浦辺粂子。寅の夢想はアレキサンドリアの星? 「寅次郎恋歌」に登場した旅の一座と再会あり。 それによって警察の世話になる寅。 源公を探し回る笠智衆、鐘をつく笠智衆。 死期が迫ってい…

 男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け/山田洋次

マドンナ太地喜和子、ゲストに宇野重吉・寺尾聡親子、岡田嘉子。 大滝秀治は古本屋の店主。寅の夢想は「ジョーズ」。 満男の入学式、源公の鐘つき2回、放水する笠智衆。 ジャスト一時間もの間マドンナが登場しない前代未聞さ。 マドンナの持ち込む騒動によ…

 ミート・ザ・ペアレンツ2/ジェイ・ローチ

試写に行きました。 公開前なんで多くを語りませんが、、、 観ようよ、みんな!! めっっちゃ笑えるって!! 全米歴代コメディ映画No.1だけあるって! 以上、ベン・スティラー映画のビデオスルーの多さにうんざり、「ドッジボール」の観客の少なさにうんざり…

 からっ風野郎/増村保造

三島由紀夫と若尾文子が共演している映画がある、と知って忘れぬうちに見てみた。 これが凄い! っていうか、映画スター・三島がすごい! かつてかっこつけすぎてかっこ悪いを通り越してかっこいいのがかっこいい(うろ覚え)みたいなことを言っていたのは横…

 Always 三丁目の夕日/山崎貴

期待していなかったからか(失礼)、結構楽しめた。 初っ端から安心して見れたのはゆるやかな長回しに、あざとさを若干感じながらも見事に乗せられたからで、その後特撮・アニメ世代の作品らしくおもちゃの飛行機が空を舞ったところで、武装解除されてしまっ…

 UN loved/万田邦敏

大人皆で共有すべき恋愛会話劇。 森口瑤子の生き様も、仲村トオルのプライドも、松岡俊介の欲も、よく判る。 がゆえ、解決は訪れないのでは?と思う私は独身者。。。 譲り合う事が恋愛を安定させるのかもしれないが、そんな現実まっぴらな人には耳が痛い映画…

 徳川女系図/石井輝男

池袋新文芸座の特集上映に行けなかったので、個人的に追悼を。 いや、なんつーか。くだらねー、笑。 いや、バカ殿以降の世代である私には、この大奥ものの映画は結構笑えるものとして見れてしまうのだ。 というか、サービス精神旺盛なこってり感から察するに…

訂正・・・米倉の杉村春子のドラマ、今月中に放送。 こういうのは誰がやっても文句が出るだろうけど・・・さすがに・・・

 この胸いっぱいの愛を/塩田明彦

向井秀徳に「レスポール持たせたらいい音出しそうな」監督と言わしめた塩田だが、このスイッチのオン・オフは何処にあるのだろう? それはやはり同じレスポールのリア、フロントのピックアップの切り替えなのだろうか?「黄泉がえり」はファンタジーの名目の…

米倉涼子が年末年始の特番ドラマで杉村春子を演じるらしい。 ・・・冗談だよねぇ・・・・

 ランド・オブ・プレンティ/ヴィム・ヴェンダース

悪かったのは私です。。。 なんつーか、いい映画ですね、コレ。 前回は何を見ていたんだろう? 頭がおかしかったんですね。多分。 天使はiPodを持っている、とでもいいましょうか。 iPodを所有するライフスタイルを提示したほとんど初めての映画じゃないでし…

 安藤裕子 at Sibuya AX

はい、結局見に行きました。 ライヴハウス、久しぶり。AX初めて。 っていうか、東京でライヴを殆ど行ったことがない。 丁度いいハコですね、AXは。 で、内容ですが。 どこか、最後まで盛り上がりきらなかった、会場全体が。 行った人は判るかもだけど、…

ついに今日、東京に帰る。 色々、楽しすぎた、充実しすぎて今後が怖い。 あらゆる懸念はそのままこっちで待っているし、向こうで膨らんだこともある。 今日からまた、地に足をつけ、東京で暮らしていきます。

はい、更新が滞りまくり。 忘れないうちに取り戻したいが、、、 とりあえず、昨日はUSJに行き、飛行機の離着陸でヤバイ私としては死にそうな体験をしました。 そして、今日は、大阪はミナミ方面ぶらぶら。

ん、きのうはわん、わん、わん、わんで犬の日? こないだ久々にペットショップ入ったら子犬や子猫や子猿や子兎や子亀や子イグアナや子フクロウが可愛すぎた。 けだもの臭さを忘れて、動物に話しかけている痛さを忘れて、かなり居座ってしまったわ。。。 金銭…